ラーメナーKの備忘録

このブログは私ラーメナーKがラーメンやその他諸々について気の向くままに書き綴る、いつまで続くのか皆目見当もつかないブログです。

【思う事】

読者の皆様、こんばんは。

 

今回はちょっと思う事があったので、気の向くままに書き綴ってみます。

 

先日、国民的アニメに登場する未来の世界のネコ型ロボットに似た愛称でお馴染みの実業家風情が、赤色がチームカラーのプロ野球チームの本拠地でもある某県において、3人組で飲食店を訪れた際に同行者がマスクをしていなかったことから入店を拒否されたようです。

 

そのお店ではマスク未着用の方入店お断りの案内を出していたようで、これは今の社会情勢を鑑みれば当然の対応です。

 

来店した際、実業家風情は対応した店主に対してマスクの有効性などについて持論を展開し始めたため、調理の途中であった店主はこれ以上の対応の意味、必要性は無いと判断して帰るように促したようです。

 

実業家風情がその出来事に関しての悪態を、お店が特定できる文言と共にSNSに書き込んだため、お店にはそれを見た信者らからのイタズラ電話が相次ぎ、その後奥さんは体調を崩してしまったとのことです。

 

この件については、新型コロナウイルスに対して実際マスクが有効であるか否かは全く問題ではありません。

 

飲食店に限らず、お店を利用する側はお店のルールを守るという、人として至極当然の社会常識を持っていれば、今回のような被害者がうまれることはなかったと思います。

 

また、実業家風情はイタズラ電話などはやめるように呼びかけているようですが、内容からしてSNSに書き込んだ時点でそうなることは容易に想像できたはずで、もし本当に想像できなかったのならSNSを使うべきではありません。

 

はっきり言って、向いてません。

 

分かった上で自分の手は汚さずにお店に仕返しがしたかったのでしょうが、そこまで根に持つほどそのお店を利用したかったのなら、注意された時点で素直にマスクを付けていれば済んだ話です。

 

もし万が一持論を展開してその場は押し切ったとして、そんなことがあったお店で食事がしたいと思える感覚に天晴れです。

 

知識に溺れ、自分が正しいと信じて疑わない、それでいて他人の事情を察することは出来ずに人として未熟。

 

それに今回、自らの社会的常識の無さやモラルの低さが招いたトラブルを、新型コロナウイルスに対してマスクの有効性を問うような話題にすり替えるといった、ちょっとそれはお門違いも甚だしいというか、お頭がアレじゃね?と思わせるような、非常に厄介な感覚の持ち主です。

 

ですが彼は身をもって、お店とお客の関係にはお互いの配慮、リスペクト、相手側の事情を想像する力が必要だと私たちに訴えかけているように思います。

 

そうでなければただのホームラン級の馬鹿です。

 

 

お店はお客の御用聞きではありません。

 

サービスの対価としてお金を払うのであって、お客様が神様どうこう言っている人は今の時代絶滅危惧種です。

 

これまた天晴れです。

 

日本ではまだそういった習慣がありませんが、お店がサービスを提供したくないと思った場合は断ることが当たり前に出来る、そんな社会になってほしいと切に願います。

 

そしてそれがお互いにとって良い関係を築いていくことに繋がると信じています。

 

 

店主の奥さんが快復し、お店が一日も早く元の状態に戻れるように、心から祈っています。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。